コモン・マーモセット(手のひらサイズのお猿)の成長記録 oilchan.exblog.jp

我が家のおてんばおゐる姫、生後5日目からの育児記録、そして暴君な日常を綴っています


by oilmama
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預かり期間中、そして家族になった今

e0142065_1457778.jpg生後5日目で我が家にやってきた
おゐる。生きているのが不思議な
くらいに小さくて、お父さん代わりの
布切れに、必死でしがみ付いてた
小さな、小さな生き物。

生後5日目なのに、もうちゃんと毛も
生えていて、尻尾もあって、擬似
お父さんにしがみつく力は、とても
生まれたてとは思えないほど。

マーモセットの子育てはお父さんの
役目。お腹が空いたよ~と鳴き声を


上げると、お父さんは赤ちゃんを、お母さんのところに連れて行って、おっぱいを飲ませてもらい、
ミルクを飲み終えると、また自分にしがみつかせて連れ歩き、一生懸命子育てをします。
お母さんは、子育てには全く無関心。マーモセットに限っては、母性愛はお父さんにあるようです。

自然界では、マーモセットが子育て可能な数は2匹まで。おゐるの兄弟姉妹は、三つ子で生まれて
きてしまいました。そのまま放置しておけば、育児放棄されて、一匹は自然淘汰されてしまいます。
運が悪いと、おっぱいが行き渡らずに、結局は一匹しか正常に成育出来なかったりもするのです。
なので早いタイミングで、一匹親と離してしまうしか、3匹共に生育させる方法は無いのです。

その離された一匹というのが、今我が家に生息?している、おゐるなのです。
たまたまマーモセットを飼育している施設で、どうしてもその時期手が足りず、施設内では人工保育
することが出来ない為、自然淘汰か、人工淘汰か頭を悩ませていたようですが、妙なご縁で話が
持ちかけられて、我が家で人工飼育をすることになったのです。

e0142065_1522612.jpg預かり期間は、最大6ヶ月。
様子を見て、良いと思われる時期に
おゐるは施設に返すはずでした。

犬とハムスター以外には、小動物を
飼育した経験も無く、最初は心配も
ありましたけど、順調に大きくなって
いくおゐるに目を細める日々が・・・。

でも、返す日が来る事がわかって
いたので、心のどこかに鍵を掛けて
あまりこの生き物にのめり込まない
ように世話をしていました。
でも・・・・なんせ世話をするのが
愛情過多のワタクシ(笑)
ついつい痒いところに手が届くって
いうよりも、痒くないところも先に
掻いてやっちゃうなんて性格。

施設内とは、あまりにもの環境の違いに、おゐるを預けてくれた担当の方々から、こりゃあ戻らない
方が、おゐるちゃんは幸せだよね~、もうそのまま飼っちゃえば?なんて声が上がるようにもなり、
こちらの気持ちも、大きく揺れだしたのです。

e0142065_15342689.jpg甘えて手に乗ったり
気持ち良さそうにお風呂に浸かったり
ケージから飛び出して、あちこち
駆け回ったり・・・・。施設に戻ったら
もうそんなことは不可能。

ケーキの端っこを貰って舌鼓を
打つことも、ご飯粒を毎回貰って
食べる楽しみも、全く無くなってしまう
のです。
無防備に心を許して甘えてくるおゐる
私が口を動かすと、ケージにしがみ
ついて、頂戴、頂戴と催促するおゐる


e0142065_15423192.jpg完全に安心しきって、ここが
我が家だと思い込んで日々暮らして
いるおゐる、私を家族?ママ?だと
思って親愛の情を示してくるおゐる。
(実はパパだと思ってるんじゃないか
とも思うのですけどね・・・・・)(笑)

そんなおゐるに「ごめんね、あなたの
命に責任を持ってあげられなくて」と
日々詫びていた5ヶ月目辺り。

半年に満たないけど、早めに返そう
でないと、こっちの気持ちが持たなく
なっちゃうと、慌てて返却日の相談に
入ったのですが・・・・・・



丁度その頃、施設内では、またてんやわんやの大忙し。施設へ戻すには、隔離してあれこれ検査
などして、保菌や感染が無い事が確認できないと、他の仲間と一緒に出来ない。その期間をやっと
耐えて、いざ施設に入っても、過保護に育ったおゐるは、ノイローゼになる可能性が高い。
もともとマーモセットは、かなり臆病で繊細な生き物。もうこうなったら、そのままご自宅で飼育する
事を考えてみてはどうだろう?という信じられない返事!(笑)

この時点で、しっかり鍵をかけてきたおゐるに対する気持ちが、ガチャっと大きな音を立てて開放
されてしまった。いや~、こうなっちゃうとねぇ、もう誰にも止められない。(笑)
セーブしていただけに、もうおゐるにメロメロ。可愛さが途端に3倍に跳ね上がる!!

もういい!おゐるは返さないもんね。私が立派な里親を探してあげる!(この時点ではまだ自分で
飼うつもりが100%定まってはない)と、この後はあちこち飼ってくれそうな人に声を掛ける。
自由に伸び伸び飼ってくれそうな施設を当たる。
そして、とある動物園を覗いたのが、ダメだ、おゐるは我が家で飼う!と決めた瞬間になりました。

動物園なら大きなケージの中を、数匹の仲間と自由に飛び回って飼われていると、勝手な想像を
していたのですが・・・・、小さなケージにペアで入れられ、お風呂にも入れないマーモは、毛並みが
ベトベト、ゴワゴワ。その毛並みを見た瞬間に、個人で飼う以外にはお風呂には入れてあげられない
のねと、悟ったワタクシ。

臆病者のヘタレ犬がいなかったら、もっと早くに我が家で飼う決心がついたはずなんですが、なんせ
我が家のわんこは、相当のヘタレ、挙句に頑固者。新参者をそう簡単に受け入れるはずもなく
犬猿の仲そのまま突っ走るのは、火を見るより明らかだったのです。
未だに、ヘタレわんこの承諾は取れていないのですが、まあ徐々に諦めてくれるだろうと、時間を
かけて慣らしていくしかないなと、こちらも長期戦の構え。

e0142065_1618622.jpg隙を見てはケージを飛び出す
おゐるに、手を焼きながらも、本能
そのままに自由に振舞う彼女に
爽快感を感じているこの頃。

手や腕、首や時には顔にまで
鋭い爪の引っかき傷が絶えず、
私以外の家族には、威嚇の表情を
作ってみせるおゐる。

それでも、この自由奔放天真爛漫
っぷりには、つい頬が緩む私たち
一日、一日と家族として定着し、
これじゃあ、里親探しなんてしても
きっと離れなれなくて、お断りする

ようになっちゃうかもね~、もうよそへやるのは無理かもね~と、ほぼ諦めている我が家の人たち。
っていうより、意外だったのは旦那さん、彼が一番おゐるを手放す事を、嫌がっているのでした。

だってね、音痴の我が家の旦那さん。その彼が歌うと、律儀におゐるは一緒に歌うのです。
犬だって、尻尾巻いて逃げ出すヘタクソなのに、おゐるだけは、常に合唱するのです。(笑)
その度に目を細め、おゐるーー!お前だけだよ~、一緒に歌ってくれるのは~♥と大喜び。
音の外れた歌を、一際大きな声で、そして自信たっぷりで歌い続けるのでした。

e0142065_16304710.jpg生き物を飼うって大変ですよね。
でも、こんな愛らしい仕草を眺めると
心底癒され、その他もろもろの大変
さは、相殺されてしまうのでした。

これからもきっといろんなことが
あるのでしょう。大きくなるに従って
大変さの度合いも増えていきそう。

でも、この小さな命に責任の持てる
今に、感謝しつつ、これからも
おゐるとの生活を綴っていきたいと
思っているおゐるママなのでした。

おゐるとめぐり合えるチャンスを
下さった方々に、心より感謝を・・・
ありがとうございました♪


長いお話にお付き合い下さいまして、目を通して下さった方にも感謝いたします。




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by oilmama | 2008-08-22 16:39 | 飼い主のつぶやき