決断
約半年の保育期間を終了したらお返しする予定でした。
が、こうやって一般家庭で飼われてしまったのを戻したら恐らく施設に適応できずに、パニック、
ノイローゼ、または拒食などの症状が出て、また戻す結果になってしまうだろうとの見解が。
(実際に施設の方が、我が家を訪問の際に、おゐるのここでの生活ぶりを見ているので)
施設に収容するためには、かなり面倒な検査を行ってから他のマーモたちと一緒にせねばならず
そのような手間をかけても、適応出来ない可能性のほうが高ければ、無意味ではないかとの結論。
実は、お預かりした当初から、情が移って返せなくなったらそれはそれで仕方が無いので、という
お話もこっそり頂いていたので(笑)その方向も考えながらの子育てでした。
が、我が家のヘタレ犬は、どうあってもおゐると仲良くはできない様で、やっぱり返却するしか
ないなと思っていたのです。
その決心がゆらいだのは、前回お風呂に入れたときのおゐるの表情でした。(写真は今回のもの)
お風呂に浸けてしばらくすると・・・・・・・・
時々TVなどでお猿が温泉に浸かって、人間さながらの気持ち良さそうな表情をする、あれです。
その表情を見た瞬間、施設に戻ったら、もう二度とお風呂に入るなんてことはないんだろうな~と。
隙を見てはゲージから逃げ出して、自由気ままに部屋の中を飛び回ったり、食事の際にご飯粒を
強請ったり、ケーキのマンゴーに舌鼓を打ったり、そういう生活とは無縁になるんだなぁ~と思ったら
その瞬間おゐるが無性に不憫になり返却は無理かもな~なんて頭を掠めたりしてたのでした。
こちらから言い出すまでも無く、先方からそのような結論に近いお話があったのであれば、もうこれは
我が家で最後まで飼ってあげるか、若しくは大切に育ててくれる人が現れたら、その方に委ねるのが
ベストと決断。
そんな訳で今後も、我が家で暮らす限り、おゐるの育児日記は続いていく事となりました。
めでたし?
めでたくないのが、我が家のヘタレ犬。
今日もおゐるが出てくるのを察知すればベッドへ避難、耳をそばだてていて、ゲージに入ったのを
確認するとまた寝室から出てくる、そんなことの繰り返し。
当分ヘタレ犬の受難は続く事になったのでした。
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